カテゴリ:幼稚園での生活や行事の様子
異年齢の関わりで育つもの
昨日、年中児と年長児の異年齢の関わりの一場面をお伝えしました。今日も素敵な関わりが見られましたので、ご紹介します。
これは、年中いちご組のこどもたちが昨日も楽しんでいた遊びで、名前を付けるならば「怪獣に引っ掻かれて、どんな風に倒れるかいろいろ考えるのを楽しむごっこ」でしょうか。
昨日はいちご組だけで、本当にいろいろなオリジナルな倒れ方のアイデアが出てきて、このワンシーンだけを何度も繰り返し楽しむ姿が見られました。今日はその遊びを年長にじの組のみんなにも見てもらおうと誘いに行ったわけです。
今日の怪獣役は、なぜか先生。昨日は我がクラスで怪獣になって大暴れしていた子は、どうやら昨日他の遊びで関わった年長さんに見られるのが恥ずかしかったようです。これも、昨日やそれまでの関わりがあってこその今日の姿で、この子の成長の一過程だなと思いました。大切にしたい姿です。
さて、いちご組の子たち。憧れの年長さんの目の前で、いい姿を見せようと俄然やる気です。ちょっぴり緊張しながらも、思い思いの倒れ方を堂々とやって見せました。年長さんは拍手喝采。いちご組の子たちは満足そうな笑顔を見せていました。(倒れても、その都度、魔法でみんな元気になりますので、ご安心を。)
その他にも、年長にじの組のお祭りコーナーへ、年中いちご組の子たちが出掛けて、かき氷をごちそうになったり、みんなで「みどり音頭」を踊ったりして、楽しく遊びました。「みどり音頭」は、これまで年長児もそれほど慣れ親しんでいる踊りではないはずなのですが、「お手本になれるように、かっこよく踊りたい」という雰囲気も感じられました。
同年代の関わりだからこそ育つもの、異年齢の関わりだからこそ育つもの。それぞれあるなと思います。こどもたちの成長の過程をしっかり読み取って、必要な経験を積み重ねていけるよう、保育を工夫していきたいと思います。
【追伸】9月14日(土)「南砂住宅団地祭」が復活します!15:00から、「みどり音頭」も流れるそうです。お時間がある方は、ぜひご参加を!
公開日:2025年09月06日 08:00:00
更新日:2025年09月06日 10:26:00