【タイトル】

こども会 劇3「みどりかいぞくだんのぼうけん』

【本文】

今日は、にじの組の「こども会」でした。 表現遊びの取り組みの過程を写真を交えてお伝えします。   にじの組 こども会「みどりかいぞくだんのぼうけん」   大型積み木で海賊船を作って「海賊ごっこ」をすることや、空き箱やペーパー芯で剣や銃を作るなど、ものづくりをすることを楽しんでいました。   そこで、こども会では、「海賊」になりたい幼児が集まって、お話を考えることになりました。   黒い衣装も自分たちで作ります。   海賊の帽子も、もちろん自分たちで作ります。 お休みをしていた幼児がいると、「作り方が分からなくて困っているな・・」「そうだ!一緒に作ろうよ」と作り方を教えたり、一人では難しいところは手伝い合い、協力しながら、海賊の帽子を作っていきます。 【自立心】自分でよく考える 【道徳性・規範意識の芽生え】相手の気持ちを考える   「どうやったら、海賊の帽子ができるかな?」 出来上がると、海賊の帽子を被って、鏡を見に行き、誇らしげな表情です。 なんとも可愛い海賊たちです。   大きな段ボールを段ボールカッターで切るときも、安全に切れるよう皆で協力し合います。   海賊船を絵具で塗っていきます。 お話の中では、銃海賊と剣海賊に分かれて戦うシーンがあるのですが、絵具を塗る時は、和気あいあいと楽しそうです。     衣装を着て、海賊船に乗り込み、なりきっています。 「俺たち、銃海賊だ!!」   みどり怪獣も形が複雑ですが、声を掛け合い、絵具を塗っていきます。 【協同性】友達と遊ぶことを楽しむ   ホールで、海賊になりきって動きながら、どんな言葉や動きをしようか相談します。 【言葉による伝え合い】楽しく話したりよく聴いたりする   こども会本番では、剣海賊と銃海賊が「みどりかいぞくだん」として仲間になり、最後みどり怪獣を倒し、宝を取り返すお話となりました。   大人は「友達と協力しようね」とつい言葉で簡単に言ってしまいがちですが、それは、取り組みの過程で、様々な体験が積み重なって育まれていくものなのです。 劇の取り組みを通して、 「声をかけあって同じグループの友達皆で集まること」 「同じグループの友達が困っていたら声をかけること」 「自分が知っていることを相手に教えること」 「一人では難しそうなことを、手伝うこと」 「同じ目的に向って、一緒に動くこと」 「自分の思いを伝えたり、相手の思いや考えを聴いたりすること」 「友達と力を合わせると、劇ができること」・・・など様々なことを体験しましたね。     「みどりかいぞくだん」は、皆で協力し合い、ワクワクドキドキの冒険を経て、一回りも二回りも成長しました!!   「見栄え」「出来栄え」だけでない、取り組みの過程で育まれている豊かな学びが、少しでも保護者の皆様や地域の皆様に伝わることを願っています。 そして、その豊かな学びとは、確実に小学校以降の学びにつながっています。 ※青字 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」就学前教育スタンダード     保護者の皆様、温かい眼差しと温かい拍手で応援していただき、ありがとうございました。      


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