【タイトル】

トンボに興味津々

【本文】

年長にじの組は、みどり幼稚園の園庭でたっぷり自然に触れています。 トンボ、アゲハ蝶、カブトムシ・・・などなど、様々な昆虫をより身近に感じ、変化に気付いたり、捕まえようとしたりする姿が見られます。 動きの速いトンボを、ようやく網で捕まえた時の嬉しさと喜びから、「トンボの種類はなんだろう」「何を食べるのだろう」「どうやったら飼えるのだろう」という愛着や興味がむくむく芽生え、図鑑で調べます。   こどもたちがトンボに興味をもっているので、学級の皆で「トンボづくり」をすることになりました。 より本物らしく作成できるよう、画用紙、京花紙でトンボの顔と胴体を、クリアシートで翅を作っていきます。 図鑑を見ながら、トンボの翅の模様を丁寧に描いていきます。 出来上がると、嬉しそうに動かしたり、担任の先生や友達に「アキアカネを作ったよ!!」「見てみてシオカラトンボ!」と伝えにきます。 担任の先生は、「オニヤンマ作ったのね。」「翅の模様、よく見ながら作ったね」など、その子なりの表現を認め、幼児の「表現したい」「表現することが楽しい」という思いに共感していきます。 さらに、細くて、しなるひごをトンボにつけて動かして遊ぶ幼児もいます。 嬉しそうに保育室で、トンボを動かして遊びます。 作ったトンボをビオトープ【わくわく池】に持って行き、本物のトンボがビオトープに止まるようにして遊んでいます。 幼児が生活の中で自然にたっぷり触れ、自然への気付き、興味、感動、愛着が芽生え、心が揺さぶれたことが一人一人のいろいろな表現を楽しむことにつながっていきます。 そして、自分が作ったものを使っていろいろな表現を楽しむ場の一つに、自然があるって素敵だなと思いました。 ※青字は就学前教育スタンダートの内容です。     みどり幼稚園には、ビオトープ、芝生園庭、土山、ネコジャラシ等の野草など豊かな自然があります。トンボ、アゲハ蝶、バッタ、カマキリ…昆虫もたくさん遊びに来ます。ヒマワリが満開になり、園庭の柿もオレンジ色に色づいてきました。 移り行く季節の中で、これからどのような自然に出合い、だれがどのようなことに心を揺さぶられ、どのような豊かな表現がうまれるのか楽しみですね♪  


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