【タイトル】

やっと出会えたね♪

【本文】

異年齢のこどもたちの出会い 年長組は、年中組が登園する日を待っていました。   例年、4月当初、年長組のこどもたちが、年中組のこどもたちを正門から保育室まで手をつないで連れて行ってあげたり、身支度を教えてあげたりして、年中組のお世話していました。でも、今年は感染症対策のため、行っていません。   1週間程前から、年中組の靴箱を見ながら、「僕と同じマークのいちご組さんがいるよ。」 「早く来ないかなあ」と楽しみにしていました。 そして、今日はいよいよ、年中組のAグループと年長組のAグループが同じ日に登園する日でした。   いちご組のこどもたちは、担任の先生と鬼ごっこをしたり、 築山で、砂や土の感触を楽しみながら遊んでいました。   すると、にじの組といちご組のこどもたちが出会います。 「バケツの中に何が入っているの?見せて」「ネコジャラシだよ」   「ダンゴムシたくさん集めたの」「丸くなったね。面白いね。」   「カメを飼っているんだよ。」「カメさん、こんにちわ。(ネコジャラシで)ツンツン」   「園庭にキノコが生えていたね!」 「キノコを集めたカップにお水を入れよう」   「じゃあ、また会おうね。バイバイ~」     お互いに、相手の名前もまだ知りません。 園庭で、同じものをただ眺める・・・「ダンゴムシやカメを眺める」 園庭で、何かを発見した嬉しさ・驚きを共有する・・「園庭のネコジャラシやキノコの発見を喜ぶ」 年長組のこどもたちが、ほんの僅かな時間、同じものを見ながら、その時の年中組のこどもの「心もち」にすっと入り込む(寄り添う)姿に、教師が意図的に機会を作ることも大事だけれど、こども本来の人と関わる力を信じて、ゆったりとした時間の中で見守ることも大事なのだなと思った光景でした。   これから、どんな異年齢の関わり合いが生まれるのか楽しみですね♪        


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