【タイトル】
「遊びは学び」 ~船づくり~【本文】
年長児は、今、船づくりに夢中です。 牛乳パックに割りばしをつけ、輪ゴムが回る力で進む船を作っています。 担任の教師も船を作って、一緒になって試したり、遊んだりします。 早速、出来上がると、進むかどうかを試します。 幼児同士の一人一人のこだわりや会話が、とっても面白いです。 A児「なかなか進まない・・・どうしてだろう?」 B児「あのね、水の中だけじゃなくて、水の中に入れる前に、(モーター部分の牛乳パックが)くるくる回らないと進まないんだよ」 B児「まっすぐ進ませたいのに。まっすぐ進まない・・・」 C児「割りばしが、水につけると、(ビニールテープの粘着力が弱まって)すぐにとれちゃう・・・」 修理をしたり、何回も試行錯誤したりしながら、考えます。 A児「先生、進んだ!!」 教師「おおー本当だ!!やったねえ。どうやったら、進んだの?」 A児「あのね、ここ(モーター部分が、船の牛乳パックの後方)にあたっちゃうと進まないの。だから、当たらないようにしたの」 B児「何回やっても、少し曲がっちゃう。2つの割りばしの長さを一緒にしたのに・・・」 C児「ビニールテープだと水に濡れてとれやすいから、ガムテープでつけてみる!」 大きなプールでも、船を浮かばせて進むかどうか試します。 B児「(大きなプールで試したら、)まっすぐ進まないけど、横の壁にゴールした!!」 幼児が夢中になって遊び、試行錯誤する姿から、「遊びは学び」ということが、よく分かりますね。 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿・就学前教育スタンダード 【思考力の芽生え】十分に試したり、工夫したりする【添付ファイル】
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