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7/5 江東区の俳句教育【本文】
江東区は、松尾芭蕉や小林一茶、石田波郷らが居を構えていたことなど歴史的な縁があることから、すべての区立小・中学校、義務教育学校で俳句教育に取り組んでいます。 「こうとう学びスタンダード」の国語スタンダードには、「季節を感じ、俳句に親しみます」という項目もあります。 みどり幼稚園でも、幼児なりに、俳句に親しむことができないかと考え、毎月の誕生会の園長からのお祝いの言葉の中で、「今月の俳句」として、一句、こどもたちに紹介することにしました。 句を選ぶ視点は、「その月に生まれたこどもたちに似合う俳句、ぴったりの俳句」です。 7月生まれの誕生会で紹介したのは、次の句です。 一点の 偽りもなく 青田あり(山口 誓子) 見渡す限り、青々とした水田が、夏の照りつける日差しのもとに、みずみずしく、美しく広がる様子を詠んだ句です。 こどもたちには、「7月生まれのお友達も、この俳句のように、体中いっぱいに、きらきらと美しい心が広がっているお友達だなぁと思って、ぴったりだなぁと思って、この俳句を選んできました」と紹介しました。 今後も、素敵な俳句、美しい日本語をこどもたちに紹介して、心を揺り動かす感動体験を重ねていけたらと思います。 また、言葉遊びの一つとして、俳句ごっこをしてみたり、園庭をはじめとした自然や、季節の移ろいに関心を寄せたりしていけたらと思っています。【添付ファイル】
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