【タイトル】

5/24 異年齢の人との関わりで育まれるもの

【本文】

みどり幼稚園の園庭では、赤色の帽子のこどもたちと、緑色の帽子のこどもたちが一緒に遊ぶ姿が多く見られます。 今日も、折り返しリレーや長縄跳び、鬼遊びなどを楽しんでいました。     赤色の帽子は年中いちご組のこどもたち、緑色の帽子は年長にじの組のこどもたちです。 異年齢の関わりは、様々な学びや体験・経験の充実を生み出します。 年少者は、お姉さんやお兄さんに憧れの気持ちを抱きます。 身近なモデルとなる存在がいることで、真似てみたいという欲求が生まれます。 「真似るは、真似ぶ」と言われるほどで、大きく学びにつながります。 また、年長者から優しく接してもらうことは、初めての集団生活で、安心して生活することや、人への信頼感を育むことにつながります。   一方、年長者は、頼られることを誇らしく感じます。自己肯定感が高まります。 また、同年代に対してよりも優しい言葉遣いになったり、どのように話すと分かりやすいか考えたりなど、言葉の面での成長にもつながりますし、他者を思いやる気持ちも育まれます。   職員は、学級に関係なく、こどもたち一人一人を理解し、すべてのこどもたちに関わります。 園児数がけっして多くはないという実態が、このような状況につながっているという側面がありますが、このことを強みと捉え、「だからこそできる教育がある」という視点で、日々、保育の充実に努めています。


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